和の心とは。。。
お正月や成人式も終わり、レンタルの振袖や帯などを片付けながら、日本の「着物」あ文化や「和の心」の素晴らしさについてつくづく感じておりました。
日本の所作の背景には周囲を気づかう「和の心」があります。
「和の心」は縄文時代の祭りの場からうまれてそうです。祭りの原点は、神々を祀り、人間を尊重する。「神道」とは、①自然を大切にし、②人間を大切にし、③人生を前向きにする。この3つを心がければ神々の恵みを受けられるとしたもの。
室町の禅の文化から生まれた「わび」「さび」や現代の「おもてなし」の原型は茶道。正直、質素、潔さなどを美徳とする「武士道」。いずれも「和の心」の原点です。
相手に敬意をあらわす「お辞儀」や、奥を「上座」とする考え方や、無意味な喧嘩を防ぐために生まれた「正座」なども「和の心」から生まれた所作なんですね。
何故昔は着物を着ていたの?
着物は風通しも良く、サイズフリーなのでサイズ気にすることなく、寒ければ重ね着ができると昔の人が考えた知恵なんですね。
仕立て直しや染め直しもできるので絹は丈夫で昔の人が考えたエコロジー精神だったんですね。
私は、小さい頃から母の影響で着物に接する機会が多くありました。
その影響からか17歳の頃、お友達とデパートに買い物に行った時、金箔で柔らかい帯に一目惚れして、その場でお取り置きして帰ってきました。
その帯がこちらです。
同じ着物と帯でも髪型、年齢が変わると味わいが出てきますね。
二倍成人式は帯を低めにしめてゆったりと来ています。
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