アレルギーのお客様へ❤️知らないと損をする怖いかぶれのお話し❤️
私たちは日常的に多くの化学物質に接触しております。しかし、ある日、突然、痒みや痛みに襲われたり、皮膚が赤くなったり、炎症を招くことも珍しくありません。それではなぜ、かぶれ発生するのでしょうか?
それは、化学物質が皮膚に合ったり、馴染んだりする事がないからです。
しかし、私たちの皮膚には、それぞれ化学物質を受け入れる許容量という生体機能が備わっております。いうならば、皮膚にはそれぞれ化学物質を受け入れる容器があると考えてもいいかもしれません。この容器がいっぱいなると、化学物質から皮膚を守るため、防衛反応が発生します。
これがかぶれのメカニズムです。
以下の問いにチェックしてみてください。
🔴パーマやヘアカラーで次のような不快感を感じる事はありますか。
✅頭皮に痒みや痛みを感じる事がある。(毒性反応)
✅頭皮以外の場所に痛みを感じる事がある。(アナフィラキシー)
✅普段痒かった場所の痒みが止まる事がある。(白髪の増加)
✅異常な発汗を感じる事がある。(アナフィラキシー)
✅異常にフケが出る事がある。(接触性皮膚炎)
✅異常に抜け毛が増える事がある。(接触性皮膚炎)
✅顔が赤くなったり、吹き出物が出る事がある。(自己免疫疾患)
今、急増するかぶれの恐怖
人類の祖先であるホモサピエンスが地球上に誕生したのが500万年前より、人類は外界刺激物から皮膚を守る保護能力を進化させました。
しかし、近年、私たちの周辺には多くの化学物質や合成品、重金属などが溢れ、外界刺激物として大きな影響を及ぼすに至りました。しかし、皮膚はこれらの異物に対処する能力はなく、ながい進化で得た保護システムで対処しております。
それが限界に達した時、かぶれという極めて厄介な現象が現れます。
具体的にかぶれのメカニズムを説明します。
かぶれは大きく分けて3つに分類されます。
❶毒性反応(防衛反応)
皮膚が許容量を超える有害物質が接触した場合、表皮層の好塩基球が破裂し、ヒスタミン・ヘパリンを分泌させます。
結果、痒み、痛み、発疹、湿疹、炎症などを発生させ、危険信号を発信します。
❷アナフィラキシー(防衛反応)
皮膚が許容量を超える有害物質が接触した場合、真皮層の肥満細胞が破裂し、細胞障害物質を分泌させます。
結果、痒み、痛み、発疹、湿疹、炎症などを発生させ、危険信号を発信します。
❸自己免疫疾患(体質異変)
皮膚が許容量を超える有害物質が接触した場合、表皮層の好中球が異常活性をおこし、活性酸素、タンパク質分解酵素を分泌させます。
結果、痒み、痛み、発疹、湿疹、炎症などを広範囲に発生させ、危険信号を発信します。
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